更年期はうつを発症しやすいと言われています。
ホルモンバランスの変化から気持ちの変化を受けやすく、
身体的要因・環境的な要因が重なり、気分の落ち込み、不安、焦燥感といった症状が出てきます。
原因がわからないので余計に不安が増すこともあります。
成長期に女性らしく丸みを帯びた体つきになり、生理が始まるなど身体が変わるように、
更年期も閉経に向かって身体か変わる時期。
変化を恐れる受け入れることも必要だと思っています。
それを老化とマイナスに考えるのではなく、身体が変わる変換期とポジティブに捉えて辛いながらも前向きに過ごしたいと考えています。
人間なので時々は前向きになれないこともありますが・・・。
しかし症状が長く続く場合は医療機関へ受診し必要な治療を受けることが必要です。
更年期以外の病気が隠れている恐れもあります。
好きな香り、心地よい香りを嗅ぐことで気持ちも落ち着きます。
アロマセラピーはフローラルな香りや森林の香りなど様々な香りがあるので、
気分に合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか?!
~甘いフローラルの気分の時にオススメな香り~
・イランイラン
エキゾチックで甘美な香りのイランイラン。
ちょっとクセはありますがうっとりする香り
イライラを解消し落ち着かせてくれます。
・ジャスミン
沖縄ではさんぴん茶の香り付けとして使用されているジャスミン
夜になると小さい花を咲かせ、むせかえるほどに香るジャスミンは夜の女王とも呼ばれています。
感情を落ち着かせてくれる働きがあり、不安を和らげてくれます。
~さっぱりしたウッティ系の気分の時にオススメな香り~
・アトラスシダー
樹木系の香りですっきり森林浴をしている気分になれるのがシダーの香り
意識を安定させてくれることから、悩みを感じている時にサポートしてくれます。
・サイプレス
すっきりした香りのサイプレスの香りは恐れを手放してサポートしてくれます。
ヒノキ科のサイプレスは力強い香り。心が弱っている時もそっと寄り添ってくれます。
コットンに1~2滴垂らし芳香浴や、半身浴やフットバスで香りを楽しむのもオススメです。
マッサージオイルを作ってお風呂上がりにセルフマッサージすることで血行やリンパの流れもスムーズになって、身体が軽くなるのを実感できます。
お時間がある時はアロマトリートメントを受けると身体も心もほぐれていきますよ!
~アロマセラピーの注意点~
精油(エッセンシャルオイル)は100%ピュアな精油を使用してください。
瓶や箱に学名や抽出方法など詳細が記載されています。
フレグランスオイルなどの表示は芳香用なのでマッサージオイルなどで肌につけるとアレルギーを起こす場合もありますのでご注意ください。
また精油は開封後1年以内に使い切るようにしてください。
オレンジなどの柑橘系の精油は約半年です。
開封するとどんどん酸化が進みますので、直接日が差さない冷暗所での保管をしてくださいね。
無理して頑張らずに体を休めること。
心や身体のサイン(痛みや違和感)を無視せず早めに対処してくださいね!